【5】経済の基本原則 > 1.経済原則@好景気=円高、不景気=円安
貿易黒字は、不景気な時ほど、増える傾向があります。
理由は、
@自国企業は、国内で売れないので、海外で売る
A海外の企業は、不景気な国への輸出を減らす
B不景気なとき、為替は通貨安(日本なら円安)になる
@Aの理由から、輸出額が増加し、輸入額が減少します。
そのため、貿易黒字になりやすくなります。
その上、Bのように、通貨安になる可能性が高く、そうなるとさらに、貿易黒字が増えることになります。
日本で考えてみましょう。
貿易黒字の分、日本企業は外貨を保有しています。そのほとんどは、米ドルですが。
それを、円に両替しなくてはなりません。
社員に給料を払ったり、国内への設備投資をしたり、融資の返済をしたり、と国内で使うお金は「円」に替えなくはなりません。
貿易黒字が増えるということは、円高になる要因を持つことになります。
輸出企業が、日本経済へあたえる影響は大きいといわれています。
日本は、好景気でも不景気でも、ほぼ毎年、貿易黒字を積み上げてきています。
短期的に円安であろうと円高であろうと、貿易黒字を出し続けてきたわけです。
しかし長期的に日本は「円高」で推移してきました。
それは、貿易黒字が一要因となっていたといえなくもありません。
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【5】経済の基本原則
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